高感度トロポニン I

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課題

胸痛患者の迅速な診断とトリアージ

世界中の救急科では常に、胸痛患者を迅速に診断しトリアージするという課題に直面しています。

患者の検査結果は、臨床像の明確化に役立ちます。心臓検査結果を受けてタイムリーに処置を行うことが不可欠であり、それによって患者の転帰が改善する場合があります。

検査室が正確性と信頼性の高い心臓検査を迅速に行えば、いくつかの課題への対応に役立ちます。

性特異的なカットオフ値と組み合わせた高感度トロポニンアッセイの感度と精度の向上によって、特に女性は、心筋梗塞 2 を発症していてもトロポニン循環量が少ない傾向があるため、より迅速かつ正確に心筋梗塞 1 の疑いを判定できるようになりました。

トロポニン値

Alinity および ARCHITECT 高感度トロポニン I の測定結果は、次のようなメリットを提供し、急性心筋梗塞(AMI)の疑いがある患者の管理を容易にします。

高精度・高感度

このアッセイは、高感度トロポニンの分析特性に関する国際臨床化学連合(IFCC)の要件(健常者集団における低レベル検知、医学的決定点における 6% CV 未満の不正確性など)に適合しています。

性別カットオフ

男性および女性の正確なカットオフ値を高精度で確立します。性別カットオフ値は、さまざまな研究コホートにおいて検証済みです。

救急科のスループット向上

欧州心臓病学会(ESC)の最新のガイドラインで提唱されているように、AMI の疑いで入院した患者の検査間隔を 6 時間から 3 時間、あるいは 1 時間にまで短縮できる、心臓トロポニン I 向けの「真の」高感度アッセイです。

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参考
  1. Alinity i STAT 高感度トロポニン-I 添付文書 H05938R03
  2. Shah ASV, BMJ. 2015;350:g7873:1-8.